看護師の仕事 やりがい 辛さ 大変さ 生きがい 

看護師の仕事 やりがい 辛さ 大変さ 生きがい

看護師の仕事 やりがい 辛さ 大変さ 生きがい

42歳 20年目 女性
看護師の仕事をしていて、気持ちが満たされるのは、患者さんからの感謝の言葉や態度、表情をもらったときです。自分で自分を認めることができにくいという気質が看護師さんにはありがちです。なぜかわかりませんが、そういった方々が、看護師を目指す傾向にあるとおもいます。誰かの役に立つことが看護師の生きがいになりやすいです。逆に落ち込むことも多いです。失敗をして誰かの迷惑になったとき、すごく落ち込んでしまいます。特に私は自分を褒めてあげる力が低いので、追い込んでしまいやすく、気持ちを切り替えるに時間がかかります。女性の多い職場でもあり、陰湿なことも多く、忍耐力が必要となりますが、自分に合った職場でもいきいきとはたらいてもらいたいです。

 

27歳 7年目 女性
経験年数が経つにつれて、仕事がずさんになりがちだったり手を抜くことを覚えてしまいがちです。ですが、看護師の仕事はせきにがあって、人の命をあずかっています。また、私は急性期で働いていて、急変のリスクも高いところで働いています。だからこそ、毎日慣れたなかでも緊張感をもって仕事をしています。
そんななかで、新人指導をしていることが多くあります。毎年やはり新人の立場に立って考える機会をいただくのですが、新人なりの視点だったり忘れていた感覚を思い出させてくれるので、いい刺激になります。最初は急変を怖がっていた新人が成長していく姿を見ていると、お互いに成長していると感じることができます。一人一人の考え方、価値観をたくさん見聞きできる環境なので、看護師の仕事をしていて良かったと思います。

 

46歳 20年目 女性
家庭の事情で引っ越しが多かったのですが、ひとまず単発の派遣ナースの仕事ですぐにでも働けるのは良かったと思います。行く先々で患者さんやご利用者さん、ご家族の方々ののお話を多く聞け、人生の糧とすることができました。
子供が小さいうちは、特に核家族だと、働ける職場は限られてきます。遅出早出や夜勤ができなければ、病棟勤務の求人の幅はやはり狭くなり、臨床経験があまり積めないということにもなってしまいます。自分のキャリアと家庭、どちらも計画的に考えていく必要があります。
職場では感情のコントロールを強く求められる場面が多いため、対人関係のストレスは溜まりやすいと思います。休みを有効に活用し、意識的にしっかり気分転換をはかっていくのが、長く仕事を続けていくコツかもしれません。
「ナースだとやっぱり稼げるんでしょ」としばしば言われますが、日勤オンリーや時短勤務だと、実はそれほどでもない……これは愚痴ですね。

 

36歳 8年目 女性
看護師の仕事の良さは、何より人の役に立てたと実感できる瞬間があることです。例えば、腰椎を圧迫骨折をしている患者さんの起き上がりを介助した際に「今痛くなかったよ、ありがとう」と言ってもらえた時など、自分が直接行ったことで患者さんが笑顔になってくれた時です。患者さんは病気の種類やステージ・治療内容などによってはとても辛い思いを毎日されていますが、その中でほんの一瞬でも辛さを忘れたり薄らいだりしてもらえたら、看護師としてとても嬉しいことです。
反面、短所もあります。女性が多い職種のせいか、人間関係に疲れることがあります。病棟勤務の場合、夜勤では特に少ないスタッフで仕事をしますが、馬が合わない人と夜勤が何回も同じシフトになろうものならそれは苦痛以外の何物でもなく、ただ早く時間が過ぎることを願うばかりでした。
仕事としては必要とされる良い仕事だと思いますが、体力とそれ以上に精神的な強さを求められます。

 

31歳 10年目 男性
良かったことですが、まず始めに思いつくことは医療の知識が無限大に習得できることです。知り合いはもちろん、家族の体調不良時に医療機関へ受診すべきかどうかの判断から応急処置まで何をすべきなのか、何が必要なのか、誰に何をどう連絡すべきなのかを即座に判断し行動できるようになることです。
また、給料面は同程度の学歴の職業に比べるとやや高値になること、転職が容易にできること、むしろ転職活動でお金がもらえることがあることも上がります。
悪かったこととしては、サービス残業が当然のようにあったことです。8:30からの業務開始ですが7:30までには出勤していないと仕事が間に合わないにも関わらず前残業はつきませんした。また、定時から3時間以上残業したとしても30分程度の残業代しかでなかったりは当然のようにありました。時間外の業務がとても多いのは悪い風習だと思います。

 

30歳 7年目 女性
ICUという環境で、看護師の仕事をしていて良かったと思うことは、やはり生死の境にある患者様が意識を取り戻して元気になっていく回復過程を目にできることです。「絶対に助からない」とすら思った患者様でも、自分たちの看護が実って立ち上がれるまでに回復する瞬間は、何度見ても感動的です。患者様とはもちろん、そのご家族とも涙を流して喜び合える瞬間が、私にとっては何よりの喜びです。
一方で、助けられなかった患者様のご家族に対面することは、7年目の今でも恐いです。感情の行く先がなく医療者に悲しみや怒りをぶつけてくるご家族、患者様の死を受け入れられずに「いつ目をさますのか」と何度も何度も聞いてくるご家族…。正直、患者様が亡くなることよりも遺されたご家族の泣き叫ぶ声が私には辛いです。
ですがその医療の限界を知ることこそが、私が常に頑張ろうと思える理由なのです。

 

ナースではたらこ しつこい

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